今回のトピックス |
---|
延岡藩の記録の中に、勝海舟の文章(の写し)がいくつか残っている。田舎の譜代大名としては、当代の最高の知恵者であり情報通である勝海舟のお近づきになり情報と教えを乞うたのであろう。今回紹介する文章は、勝が軍艦奉行を解かれ、自分で創設した神戸操練所を閉鎖され、蟄居を命じられた最中に書いた文章である。わが身の不遇を嘆く、恨み節であり、海軍の重要性を説いている文章で、これが、延岡藩が、明治になって、軍艦購入のきっかけとなったと文章と思われる。延岡藩に勝海舟と昵懇の間柄の人物が居た。彼が、写本させてもらった文章であろう。 幕末最大の人物である勝海舟の文章をゆっくり読んでほしい。(2014.4.4)(4.5補追) |
このレポートへの御意見をお聞かせ下さい。
|