今回のトピックス |
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延岡藩が、イギリス公使館のある東禅寺の護衛を始めて1カ月後に、横浜で、薩摩藩士が、イギリス人を切るという 有名な生麦事件が起きました。イギリス公使館の護衛に緊張が走りました。その様子が、延岡藩の藩邸側の日記に 生々しく残っています。 生麦事件の2日後に、警護を心配した幕府は、増員するように、延岡藩など3藩に打診していますが、もうこれ以上の 増員は無理だと、3藩は相談して、幕府に再考をお願いしています。 この生麦事件をきっかけに、そのすぐ後に薩英戦争が起きていますし、高杉晋作達が、新設中のイギリス公使館の 焼打ち事件も起きています。イギリスを中心に、江戸は騒然としています。 (2013.12.18) |
図1)外国との接所の歴史 |
図2)8月23日の警護日記から(1) |
図3)8月23日の警護日記から(2) |
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