今回のトピックス |
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延岡藩が東禅寺にある「イギリス公使館」の警護の任に着くことになりました。 外国方から、服装、提灯、警備に着く時の武器、等々の指示が次々に来ます。 そして、毎日、「合言葉」の指示がきます。とてもかわいい合言葉です。 ちょうどそのころ、イギリスの写真家ベアトが、東禅寺の様子を多くの写真で残しているのですが、そこに写っている 武士の服装が、日誌にある服装と酷似なのです。写っているのは、延岡藩士の可能性があります。 薩摩藩士が、イギリス人にちょっかいを出しているという記述もこの日誌内に残っています。 薩摩藩士がイギリス人を切り捨てた生麦事件の1か月前のことです。 (2013.12.14) |
図1)東禅寺庭=ベアト撮影(文久3年) | 図2)東禅寺の山門=ベアト撮影(文久3年) |
図3)(東禅寺前?での)警備の武士たち | 図4)同じ建物の前で警備の武士と公使館員 |
図5)陣羽織 | 図6)足軽用羽織 | 図7)提灯 | 図8)合言葉の例 |
重役 | 用人 | 留守居 | 者頭 | 大目付 | 詰人 | 勧定奉行 | 医師 | 徒目付 | 徒士 | 賄小役 | 足軽小役 | 足軽 | 計 | |
人数 | 1人 | 1人 | 1人 | 2人 | 1人 | 5人 | 1人 | 2人 | 1人 | 8人 | 2人 | 5人 | 41人 | 71人 |
図10)イギリス人が帰ってくる |
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